1月29日(土)赤心会正法眼蔵『洗面』2回目

【テキスト】西嶋和夫著『現代語訳 正法眼蔵 第8巻』
【実施日】20110129
【講読範囲】第8巻「56.正法眼蔵洗面」p139~159(終了)
【参加者数】幹事含め9名
【意義・内容】
頭から顔、耳の裏まで洗う「洗面」と、丁寧に歯を磨き舌をこそぐ「嚼楊枝」の作法が詳細に語られる。
曰く。
楊枝を使う威儀は経典に明記されているのに、宋においてその習慣が行われておらず、道元禅師が出会った出家在家ともに口臭が耐え難かった。
『おほよそ嚼楊枝・洗面、これ古仏の正法なり、道心弁道のともがら修証すべし、
<略>
いまだ洗面せずば、もろもろのつとめ<礼仏・誦経・焼香・坐禅>ともに無礼なり』

洗面の巻は3度にわたり示衆されている。道元禅師が重視のゆえと言われる。
重ねて示衆の際の捕捉で、上記と反対に宋では貴賎を問わず家に面桶を備え洗面をしていたが、日本にこの習慣がないことを挙げる。
両方やることが修行に必須である、と。
『一得一失なり。いま洗面・嚼楊枝、ともに護持せん<略>仏祖の照臨なり』

余談として、「こうしたtextがあることは、日本の清潔好き文化と相乗しているのではないか」と話し合った。
by doutetsu | 2011-02-06 17:26 | 赤心会ゼミ録
<< 2月5日「正法眼蔵 面授」 1月15日(土)赤心会正法眼蔵... >>