9月6・7日坐禅会参加者所感

9月6,7日の坐禅会に参加した皆様の所感を掲載します。イニシャルのアルファベット順。【男性】《女性》

○三回目の可睡齋での坐禅会、初めての方たちとも楽しく坐わることができ、うれしかったです。作務は門から階段迄おそうじしました。来年も元気に参加したいと思っております。《AT》
○ざぜんははじまりの三かいの音が、鳴ったのでびっくりしました。そこから、ずっと足のつらいたいせいでしたから、おわった時には足がすごいいたかったです。おわる時にも三かい鳴る一かいもすごくびっくりしておかあさんといっしょにびくっとふるえていました。ざぜんのとき、がっしょうすればたたいてくれるときいてやってみたらすぐにきてくれたんですがすこしいたかったです。《EK》
○「禅堂に心身奮って背を起てる老師の指導貶めまいと」「師が遠く求めし道をとつおいつ励まし歩む旅かサンガは」【EY】
○草津から軽トラで250km走破してやって来ました。坐禅は昨年と比べ、一味違った感じで、気持ちよく坐れました。食事もおいしく充実した一泊二日でした。【IM】
○なつかしき人去り来たりこもごもと永遠に続けよドーゲンサンガ【IS】
○可睡斎の坐禅会に出て感じることでありますが、主催者と参加される方々の性格が次第に会に映って来て、独自の色合いが出てきました。西嶋先生は、生活に根差した仏道を我々に託して行かれたと思います。即ち、頭の中の価値判断の仏道ではなく、人と共に、生活の中で仏道を生きること。しかし、これは難しいことであります。凡夫の遠く及ばないところでありますが、坐禅の会では、同じ志を持って生きる人達と出合って、話が素直にできることが、何となく安心でき楽しい喜びを感じました。【KG】
○皆様とご一緒させて頂きました誠にありがとうございました。全国から集まってこられるのは感心です。皆様各々が勉強熱心なのには恐れ入りました。今後とも宜敷お願いします。【KK】
○久々の接心。なつかしい顔ぶれ。同じ方向(?)を向いてよりよく生きようとする者同志の集まりはやはり心づよいものですね。幹事の方は大変ですが、年に一度といわず二度でも良いかなと思います。本当に幹事様ありがとうございました。《KY》
○久しぶりの山ごもり、日々の忙しさから解放された束の間でした。古稀を目前にし、自分の「行き方」を考えるよい機会になりました。ありがとうございました。【MK】
○ドーゲンサンガにご縁をいただき毎年この貴重な体験をさせていただき感謝しています。今日からまた新たに生きて行くことが出来ます。ありがとうございました。《MW》
○私にとっての坐禅は、正邪の判断の基本を身体で得ることです。平成26年9月7日【RH】
○所感。坐禅会が終わった後の達成感と爽快感は何物にも代え難いものです。心を新たに、これからの日常生活を送りたいと思います。赤心片々、只管打坐。以上。【SK】
○お疲れ様です。今回参加させて頂き光栄に思いました。何もわからなくても良い思い出になりました。また参加させてください。《TF》
○今後とも道元僧伽の会を継続出来るやわらかいシステムを確認してゆきたいです。2014.9.7 道元僧伽高知【TY】
○可睡斎坐禅会も今回で第3回となりました。坐禅堂での坐禅ではエアーコンで冷房して頂き涼しい環境の中で、気持ちよく坐禅できました。道元禅師の書に「夏は涼しくし、冬は暖かくして坐禅すべし」とあります。可睡斎の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。【YA】
○坐禅を組むのは中学生以来でしたので、久しぶりに足の痛みを感じるものでした。まだ坐禅を組む意味はわかりませんが、導師のお話にあった無常についてはとてもわかりやすく、道元の考えは道理に合うことだと納得しました。二日間ありがとうございました。《YK》
○集中的に坐わることによって得られる境地を楽しむことが出来ました。僧堂という好条件の中で坐わることができることはなかなか得がたいことです。幹事の方はたいへんでしょうが、継続して頂きたく存じます。年1回皆さんと一緒できることは、はげみになります。体力を維持しながら来年も参加したく存じます。幹事の皆さん!御苦労様でした。【YS】
○故西嶋老師の佛道を断絶せしめないために何をすべきか。今回の可睡斎の集まりもその一つとして毎年続けて下さい。又思い出文集も良い企画でした。お世話になりますがよろしくお願いいたします。正眼会【YT】
# by doutetsu | 2014-09-23 09:05 | 活動・連絡

2014年度ドーゲンサンガ坐禅会会計報告

ことし9月6,7日実施の坐禅会会計報告は以下のとおりです。
ご寄付を頂いたYA様、懇談会用のお菓子を差し入れて戴いたME様およびAT様、誠にありがとうございました。

【収入】
①会費 189,500
②ご寄付(YA様) 3,000
<小計> 192,500
【支出】
①可睡斎支払 163,500
②写真現像郵送 6,000
③文具・コピー 2,374
④郵送費 1,620
⑤可睡斎手土産 3,200
<小計> 176,694
《差引》 15,806

例年同様、残金15,806円は赤心会会計に繰り入れさせていただきます。
# by doutetsu | 2014-09-15 10:03 | 活動・連絡

9月の赤心会について

7月19日に第93巻「正法眼蔵 道心」の講読が終わり、現在は東大仏青の夏季休館に伴い夏休み中です。
9月以降は従来通り、第1、第3、第5土曜日に坐禅と正法眼蔵講読の会を行ないます。
ただし、9月は6日が静岡での坐禅会、20日が担当幹事の都合のため、正法眼蔵講読はありません。
したがって9月の集まりは14時半より禅室での坐禅のみとなりますのでご了承ください。
# by doutetsu | 2014-08-02 18:56 | 活動・連絡

9月坐禅会のお知らせ

本年度も以下の要領で坐禅会を実施いたします。
日時 : 9月6日(土)7日(日) 一泊二日
      6日11時現地集合、7日13時現地解散
場所 : 静岡県袋井 秋葉総本殿 可睡齋(かすいさい)
       http://www.kasuisai.or.jp/
すでにメールで連絡いたしましたが、各地のドーゲンサンガ会員で参加ご希望の方は幹事までお申し込みください。
# by doutetsu | 2014-08-02 18:47 | 活動・連絡

6月21日の正法眼蔵講読は中止となります。

6月21日は都合により、正法眼蔵の講読は中止とさせていただきます。
14時半からの坐禅は予定通り行われます。
次回は7月5日(土)、
西嶋和夫著「現代語訳正法眼蔵」第12巻、「91.唯仏与仏」後半、82ページ
からの講読となります。
# by doutetsu | 2014-06-20 18:03 | 活動・連絡

2月15日赤心会休止のお知らせ

2月15日(土)の赤心会は、天候不良と交通機関の乱れのため、休止します。
次回の開催予定は以下の通りです。

3月1日(土)
 14:30~坐禅
 15:30~講読「現代語訳正法眼蔵12巻-89.深信因果」
# by doutetsu | 2014-02-14 17:15 | 活動・連絡

老師ご逝去のお知らせ

2010年末より病気療養中だった、西嶋愚道和夫老師が1月28日にお亡くなりになりました。(享年94歳)

ご家族よりご連絡いただき、お通夜、告別式には外国人を含め日本各地より多数の弟子が集いお別れをいたしました。

ご導師を務められた曹洞宗松雲山宗清寺飯島ご住職より、遺弟達が西嶋老師の教えを伝えていくようにとお言葉をいただきました。

合掌
# by doutetsu | 2014-02-09 15:56 | 西島老師について

2013年11月2日『87巻.供養諸仏』

坐禅の後、講読会。
テキストは「現代語訳正法眼蔵11巻」。参加9名。
今回より「供養諸仏」、127ページから144ページまで講読。

この巻の奥書は道元禅師没後の「建長七年(1255年)夏安居日」とあるのみで、前の「出家功徳」同様、道元禅師の遺された草稿を懐弉をはじめとする弟子たちが浄書したものと推定される。
経典の引用が多く、今日やった範囲では、過半が仏本行集経、仏蔵経、倶舎論等からの仏への供養に関する部分の引用だった。
インド人特有(らしい)の、繰り返しの多い経典の漢訳長文を返り点に即して延々読んでいく。省略はしないのである。

仏に供養することは自らが仏になるための必須要件であり、釈尊もまた過去において諸仏に供養した。
しかし、無限ともいえる長い期間、生まれ変わるたびに世界の王として、その時代のすべての「仏」に衣食等を徹底的に供養したとしても、「ためにする心」がある限り、仏は「やがてお前も仏となるであろう」という授記はしない。

そういう内容の類似した経典が長大に引用される。

そのうえで、
金銀財宝や香華を供養されたとしても、仏にとっては何の益もない、ただ「衆生をして功徳を増長せしめんための大慈大悲なり」と解説される。

■ディスカッションより

無限の過去から何十億という仏が存在し、その仏に供養した菩薩が後世「仏」になる、という経典の内容について。
「釈尊は28才で家を出て35才で覚りを得たが6年半で覚ったというのは、いかにも短いので前世からの修行譚が付け加えられた」
「また絶対の真理であれば釈尊が生まれて初めて世の中に現れたということはありえず、永遠の過去から未来までそれはあり、その真理を体得した仏も(間を置くことはあっても)存在するという考え方」

仏教の本質をめぐって。
「正法眼蔵に繰り返し出てくる『是什麼物恁麼來道轉法輪』
つまり名づけようのない何かがここに来て宇宙の秩序を説いている。
これが本質であり、すなわち「空」ではないか」
「「空」は大乗以降の思想であって、基本は「四諦・八正道・十二因縁」ではないか」
「それも後世の追加整理によるもので、「空」という言葉はともかく「縁起」こそが本質ではないか」

輪廻について、出家について
「釈尊の教えは、バラモン教・カースト制・輪廻の確信という相互に分離しがたい当時のインド社会の基盤的体制の中で生まれている」
「『生まれによってではなく、行いによって最高の境地に達する』という主張は、職業が身分制と一体となった時代では、生産活動の埒外に出るしかない」
「輪廻という『常識』を取り込まねばインドでは浸透しなかったのではないか」
「最近の子供は生まれ変わりを自然に信じているようだ」
「それは昔も今も日本人に馴染む感覚で、たまたま昭和20年代30年代のサヨク?科学教育を受けた世代だけが信じていないのでは」
「西嶋老師は、かつて「死後」について質問されたときこう断言された。『死ねば無です。永遠の休息があるだけです』と」

仏教は西嶋老師がおっしゃるように、きわめて人間主義的な教え(唯一神も八百万の神々も政府も二の次)。
結局、個人個人が自分の人生でどうそれに取り組むかということ。
いっぽうで、本巻の提唱録には「自未得度先渡佗」を問われた老師の次の言葉がある。
『毎日坐禅をしておると、自分と他人の区別がなくなるということが実情としてあると思います』

次回は11月16日、供養諸仏の続き。
# by doutetsu | 2013-11-05 04:40 | 赤心会ゼミ録

9月21日「出家功徳」第1回

9月21日。坐禅の後、今日から「86.正法眼蔵出家功徳」に入る。「現代語訳正法眼蔵11巻」69ページから。
‘本館の大意’より。
『本巻では、諸経典その他の中から、家庭生活を離脱することによる効用を述べている章句をかなり広範囲に抽出し、それに禅師ご自身の註釈を付けられることにより、家庭生活を離脱することが、仏道を学ぶ上においていかに大きな効用をもたらすかということを繰り返し述べておられる。』
■本文は大智度論、龍樹尊者の言説の引用から始まる。
・在家の戒であっても得道することができるが稼業が足かせとなり、専一に修行できる出家とくらべてはるかに困難である。
・遊女があるとき座興に尼僧の格好をしたところ、それが縁となってやがて出家し、また戒を破って地獄の境涯に落ちたものの、罪を償い終えて釈尊のもとで阿羅漢となった。
・酒に酔ったバラモン僧が出家を願い出て頭を剃られ袈裟を受けたが、酔いが醒めて驚いて逃げた。酔っての願いであってもこの因縁によってバラモン僧がいつか出家得道することを釈尊は知って願いを許したのだった。
道元禅師は、一瞬の座興にまとった袈裟、ひとときの酔中の出家志願が得道をもたらす、いわんや一生の寿命をそこに振り向けて(原文:めぐらせて)する出家がそれに劣るはずがない、と説く。
世界を統治する叶わぬことは何もない転輪聖王も頭に一筋の白髪が生じたら、太子に位を譲り出家するのがならいである。
『まことにその発心得道、さだめて刹那よりするものなり』
真実を知りたいと願うことも、真実を得る事態も、すべて瞬間からたちおこる。
 『今生の人身は四大五蘊因縁和合してかりになせり』
人間は、物質と意識作用という直接間接の原因が仮に和合したものであり、世界とともに瞬間瞬間に生起消滅を繰り返している。刹那生滅の道理があるから衆生は善悪の業をなし、また発心得道にもいたる。
はかないわが身をどんなに惜しんでも、昔から世にとどまった者は誰もいない。自分のものと思っても思い通りにならず自分のものとも言えないわが身であるが、このわが身を振り向けて(原文:めぐらせて)出家受戒するとしたら最上絶対の境地を得ることができる。
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ディスカッションでは、「本巻においても出家せよ出家こそが大事と説かれるが、出家が何かは説かれていない」という発言があった。

西嶋老師は過去の提唱の中で、
出家の内実とは、名利を離れることであり、世間の基準や自分の固定的な価値観から脱すること。繰り返し脱し続けること。
端的にいえば、坐禅。
生産力の低かった昔と違い、現代にあっては誰でも毎日坐禅ができる。
と、解説されている。
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仏教が行い中心の教えだとすると、出家もまた行いの側面から考えるべきなのかも知れない。
アプリオリに、確定的な、自分はない。
自分の体と時間を、出家・受戒・修行に‘めぐらせ’ることが‘仏果’(83ページ)

次回は10月5日。88ページからになります。
# by doutetsu | 2013-09-29 17:41 | 赤心会ゼミ録

坐禅会について(会計訂正と感想追記)

9月8日に掲載した会計に一部あやまり(参入漏れ)がありましたので、訂正いたしました。
また、参加者の感想が追加で届いた分は、都度追加記入してあります。
ご参照ください。
# by doutetsu | 2013-09-29 17:36 | 活動・連絡