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11月、12月予定・サブテキスト・「『四諦論』批判」について

10月31日。45分の坐禅。
その後講義室で『即心是仏』の巻に入り、途中まで読み進みました。
当日の内容やディスカッションは別途掲載予定です。

11月は7日は幹事(ブロガー)が都合により欠席。テキスト講読はありませんでした。
第3土曜日21日は「東大仏青展」開催により坐禅室も講義室も使用できないため、赤心会の開催はありません。
12月は5日(土)と19日(土)の開催を予定しています。
5日はテキスト「現代語訳正法眼蔵第1巻」134ページ、
「かくのごとくの参究、まさしく即心是仏、これを挙して即心是仏に正伝するなり」
から読んでいきます。

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今回の『即心是仏』より、正法眼蔵の原文と西嶋老師の現代語訳を一文ずつ対比させ編集したサブテキストが配布されました。
「西嶋老師の思い出」を編集されたOさんの制作によるものです。
西嶋老師は生前、こうした取り組み-老師のテキストの編集-を希望されていました。
Oさんは「現代語訳 第1巻」のいくつかの巻で同様のサブテキストを完成されています。
今後、赤心会にご参加の方には適宜配布していく予定です。

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西嶋老師の「独自の四諦論解釈に基づく仏教/正法眼蔵の読み解き」には批判的見解もあります。
(「安泰寺禅僧対談」佼成出版90ページ)

これについては、赤心会においては、少なくとも私は次のように考えています。
正法眼蔵という、一人の歴史的人格によって記述された、言葉を超えた境地が言葉で言葉で語られているテキスト全体を、できるかぎりその「(内在)論理」に即して、安易な恣意に流れず読もうとするとき、西嶋老師の一定の原則に貫かれた現代語訳以上のものは現状、存在しない。
また、「唯心・唯物・行為・現実」の4つの観点は仏教≒世界と自己を把握する補助線として機能的であるはず。
さらにあえていえば、この「独自の四諦論解釈」は西嶋現代語訳テキスト群の持つ魅力のすべてではない。
まして坐禅を絶対条件とする西嶋老師の教えを語りつくすものでもはありません。

10月31日も少し話し合いましたが、これからも議論を深めていきたいと思います。
by doutetsu | 2015-11-08 23:45 | 活動・連絡