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9月21日「出家功徳」第1回

9月21日。坐禅の後、今日から「86.正法眼蔵出家功徳」に入る。「現代語訳正法眼蔵11巻」69ページから。
‘本館の大意’より。
『本巻では、諸経典その他の中から、家庭生活を離脱することによる効用を述べている章句をかなり広範囲に抽出し、それに禅師ご自身の註釈を付けられることにより、家庭生活を離脱することが、仏道を学ぶ上においていかに大きな効用をもたらすかということを繰り返し述べておられる。』
■本文は大智度論、龍樹尊者の言説の引用から始まる。
・在家の戒であっても得道することができるが稼業が足かせとなり、専一に修行できる出家とくらべてはるかに困難である。
・遊女があるとき座興に尼僧の格好をしたところ、それが縁となってやがて出家し、また戒を破って地獄の境涯に落ちたものの、罪を償い終えて釈尊のもとで阿羅漢となった。
・酒に酔ったバラモン僧が出家を願い出て頭を剃られ袈裟を受けたが、酔いが醒めて驚いて逃げた。酔っての願いであってもこの因縁によってバラモン僧がいつか出家得道することを釈尊は知って願いを許したのだった。
道元禅師は、一瞬の座興にまとった袈裟、ひとときの酔中の出家志願が得道をもたらす、いわんや一生の寿命をそこに振り向けて(原文:めぐらせて)する出家がそれに劣るはずがない、と説く。
世界を統治する叶わぬことは何もない転輪聖王も頭に一筋の白髪が生じたら、太子に位を譲り出家するのがならいである。
『まことにその発心得道、さだめて刹那よりするものなり』
真実を知りたいと願うことも、真実を得る事態も、すべて瞬間からたちおこる。
 『今生の人身は四大五蘊因縁和合してかりになせり』
人間は、物質と意識作用という直接間接の原因が仮に和合したものであり、世界とともに瞬間瞬間に生起消滅を繰り返している。刹那生滅の道理があるから衆生は善悪の業をなし、また発心得道にもいたる。
はかないわが身をどんなに惜しんでも、昔から世にとどまった者は誰もいない。自分のものと思っても思い通りにならず自分のものとも言えないわが身であるが、このわが身を振り向けて(原文:めぐらせて)出家受戒するとしたら最上絶対の境地を得ることができる。
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ディスカッションでは、「本巻においても出家せよ出家こそが大事と説かれるが、出家が何かは説かれていない」という発言があった。

西嶋老師は過去の提唱の中で、
出家の内実とは、名利を離れることであり、世間の基準や自分の固定的な価値観から脱すること。繰り返し脱し続けること。
端的にいえば、坐禅。
生産力の低かった昔と違い、現代にあっては誰でも毎日坐禅ができる。
と、解説されている。
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仏教が行い中心の教えだとすると、出家もまた行いの側面から考えるべきなのかも知れない。
アプリオリに、確定的な、自分はない。
自分の体と時間を、出家・受戒・修行に‘めぐらせ’ることが‘仏果’(83ページ)

次回は10月5日。88ページからになります。
by doutetsu | 2013-09-29 17:41 | 赤心会ゼミ録

坐禅会について(会計訂正と感想追記)

9月8日に掲載した会計に一部あやまり(参入漏れ)がありましたので、訂正いたしました。
また、参加者の感想が追加で届いた分は、都度追加記入してあります。
ご参照ください。
by doutetsu | 2013-09-29 17:36 | 活動・連絡

2013年坐禅会感想記録

A・F氏:アップルの前のCEO、スティーブ・ジョブズのモットー「毎日を、その日が自分の人生の最後の日と思って生きる」
もし今日が自分の人生の最後の日だと分かったら、今日やろうとしていることが本当に自分のやりたいことなのか?いつもこのように問いかけたい!!。自分に。

T・Y氏:1.「ドーゲンサンガ」「道元僧伽」を頭に着け、その後に所属の名称をつけると西嶋老師の説かれる仏教哲学が鮮明になりはしないだろうか。たとえば道元僧伽高知。/1.釈尊の説かれる仏教を私どもの宗派ではこのように理解しております。それによると仏教は・・・。前段をとばして仏教はと説かれるので混乱するのでは。異なるものに同じ仏教の名称をつけるからではないだろうか。/1.坐禅という名称は誰でも知っています。「どのように坐るのですか」と問えばまちまちの答が返ってきます。私は「普勧坐禅儀」にもとづく坐禅だと思っております。

M・Wさん:今年も有意義な時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。これからも素敵な時間でありますように。

T・S氏:久しぶりの接心でした。集中的に坐る事のここち良さを味わうことができました。1泊2日という日程は少し物足りなさを感じております。初日の皆さんとの交流会はたいへん有意義でした。西嶋老師のお話もおうかがいできたのは収穫でした。幹事の皆さんありがとうございます。

R・H氏:可睡齋坐禅会に参加して。久しぶりに坐ることができました。多少の不安もありましたが、なんとか坐ることが出来ました。皆様にお会いできて、楽しい一泊でした。

I・S氏:二回目で少しは馴れた可睡齋。ドーゲンサンガいついつまでも。幹事の皆さんいろいろありがとうございました。

Y・A氏:昨晩の夜坐のとき、秋の虫の音が、坐禅中に大変印象的でした。

Y・S氏:今年始めて、結跏趺坐ができました。感謝です。目標は朝・夕の45分結跏趺坐の坐禅の実践です。来年が楽しみです。昨年、山形県の玉川寺で坐禅をしました。行動の巾が広がりました。

T・I氏:緊張しました。1日目の夜、内単での僧侶と一緒の1柱、薄暗く、厳かななかで、張り詰めた空気。こういう中でも、独座大雄峰といきたいものです。

M・K氏:本格的な座禅会で僧侶の方々と一緒の生活を体験でき感激しました。①坐禅の基本姿勢の大切さを体得できました。家に戻っても基本姿勢を大切に実行します。②懇談会での皆様のお話に感心しました。熱心さと仏教に対する愛着迫力に圧倒されました。③皆様の本会活動、参加継続のエネルギー源、動機etc.又機会があればお聞かせいただけたらと思います。今回の坐禅会に参加させて頂き、大変お世話になりありがとう御座いました。

Y・T氏:西嶋老師の仏法を断絶させない方策は何か。その最良の道はドーゲンサンガではないか。

A・Tさん:昨年に続き、可睡齋での二回目の坐禅会。充実した二日間でした。なつかしい方々にもお会いでき、うれしく思いました。

K・Eさん:又、皆さんにお会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。

M・E氏:一年ぶりの坐禅会。皆様(特に後期高齢者、女性)のパワーにビックリしました。日本を支えるのは高齢者であることを実感しました。毎日の坐禅でさらに前頭葉(意思力)を強化すれば「鬼に金棒」。 今は若い私も「パワフルな老人仲間に加わりたい」という思いを強くしました。幹事の皆様ありがとうございました

H・Sさん:年を経るごとに、唯、参加出来ることの有難さを感じています。西嶋先生のご無事を遠くからお祈り申し上げております。
by doutetsu | 2013-09-16 19:15 | 活動・連絡

2013年坐禅会会計報告

9月7日8日の1泊2日で、昨年に引き続き静岡県袋井市の
秋葉総本殿 可睡齋
にて坐禅会を実施させていただきました。

18名の参加者がともに6炷の坐禅を味わい、近況を報告しあう場となりました。
洞慶院では分担で行っていた浄人もここでは修行僧の方たちにやっていただき、食事作法の指導を受けながら美味しい精進料理をいただきました。

以下に取り急ぎ会計を報告します。
ご寄付を頂いた、H.S様、Y.A様、ありがとうございました。
また茶菓の差し入れを頂いた方々にもお礼を申し上げます。

★2013年9月22日訂正
【収入】
 参加費
  198,000円
 寄付
   13,000
 計
  211,000
【支出】
 お寺支払
  171,000
 郵送コピー他雑費
    4,870
 お寺土産・茶菓
    5,775
 写真焼増送料等
    6,000
 計
  187,645
【収支】
 残額
  10,355円

本年の残額は過去の例に従い、赤心会会計に繰り入れさせていただきます。

2013年9月8日 幹事
by doutetsu | 2013-09-08 18:43 | 活動・連絡