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西嶋老師「中論」特別提唱記録7月19日

東京大学仏教青年会にて。聴講者は約30名
引き続き『第二章「行った」、「まだ行っていない」に関する検証』の章のご提唱。
今回で第二章の最後まで終了した。
■範囲
第十三頌(行くという現実の行いと認識、追憶、想像)
第十四頌(追憶、認識、想像と行くという現実の行い)
第十五頌(一切の動きの躍動性)
第十六頌(行くという現実の行いと行くという動き)
第十七頌(認識、追憶、創造のような壮年の消失と現実の行い)
第十八頌(行くという動きと行くという現実の行い)
第十九頌(実行することと実行そのものとの融合)
第二十頌(行くという事実と行くという現実の動き)
第二十一頌(統一的なそして個別的な事実の実情)
第二十二頌(行くという動きそのもの先行)
第二十三頌(行くという事実と行く人との融合)
第二十四頌(現実の世界と行くという現実の行いと行く人)
第二十五頌(現実の事態と認識)
■途中のご解説より。
『世の中に実在するのは「行い」である。
頭で考えることも、感覚器官で感じることも実在ではない』
『キリスト教で最初にくるのは「ことば」。仏教で最初にくるのは「行い」』
『言葉の説明も価値がある。哲学の限界を知ることが現実を知るうえで重要。哲学が消えたところから行いが生まれる』
『人間はやりたいことをやる自由と、やりたくないことをしない責任がある』
■第二章の最後まで行ったところで、老師が突如英語で今日のエッセンスを説明されはじめた。振り向くと、後ろの方に最初はいなかった外国人の聴講者が3名、着席していた。
■提唱の後、中論の文章やご説明をめぐって活発な質問があり、西島老師はそのすべてに丁寧に回答された。
8月は東京大学仏教青年会が夏季休館となるため、次回は9月20日(土)となる。
テキスト「中論(改訂版)」52ページ、第三章より。
by doutetsu | 2008-08-24 18:55 | 老師「中論」御提唱